奄美大島の黒糖焼酎とは?|8つの蔵元と造り手に聞いた初心者におすすめの一杯

奄美大島に来た夜、最初の一杯を何にしますか?

奄美大島に着いた夜。

昼間に見た青い海の余韻を残したまま、名瀬の街へ出る。

島料理のお店に入り、メニューを開くと、そこには見慣れない名前の黒糖焼酎がずらり。

里の曙、じょうご、れんと、SANGO、龍宮、あまみ長雲、弥生、八千代……。

せっかく奄美に来たんだから飲んでみたい。

でも、

「どれを選べばいいんだろう?」

初めてなら、きっと迷うと思います。

そこでSISU PLUSでは、奄美大島で黒糖焼酎を造る蔵元のみなさんに、こんな質問をしてみました。

「初めて奄美の黒糖焼酎を飲む人に、自分たちの蔵から一本すすめるなら?」

「その一本を、どんな飲み方で楽しんでほしい?」

そして、もうひとつ。

「その黒糖焼酎を飲みながら、奄美のどんなところを感じてもらえたら嬉しいですか?」

返ってきたのは、単なる味の説明だけではありませんでした。

海。

風景。

島の香り。

料理。

人。

音。

そして、ゆっくり流れる島時間。

話を聞いているうちに、黒糖焼酎は「どれがおいしいか」だけで選ばなくてもいいのかもしれない、と思うようになりました。

この記事では、黒糖焼酎を初めて飲む人にもわかる基本から、奄美大島にある8つの蔵元、そして造り手のみなさんに直接聞いた「最初の一本」と楽しみ方まで紹介します。

あなたは、一杯の黒糖焼酎から、どんな奄美を感じてみたいですか?

  1. そもそも「奄美黒糖焼酎」とは?
    1. なぜ黒糖焼酎は奄美で造られているの?
    2. 黒糖を使っているなら甘いお酒?
    3. 「常圧蒸留」と「減圧蒸留」って何?
  2. 初めての黒糖焼酎、どう飲めばいい?
  3. 奄美大島にある8つの黒糖焼酎蔵
    1. 名瀬エリア
    2. 龍郷町エリア
    3. 宇検村エリア
  4. 西平酒造|SANGOから感じる、海と島時間
    1. 造り手に聞きました|西平酒造さん
  5. 富田酒造場|旅の風景を思い出す「龍宮」と「まーらん舟」
    1. 造り手に聞きました|富田酒造場さん
  6. 弥生焼酎醸造所|100年以上、名瀬で酒を造る蔵
  7. 西平本家|昔ながらの造りを伝える「八千代」
  8. 町田酒造|「里の曙」で思い浮かべる、夏の奄美
    1. 造り手に聞きました|町田酒造さん
  9. 奄美大島酒造|「じょうご」に感じる、人なつっこさと懐の広さ
    1. 造り手に聞きました|奄美大島酒造さん
  10. 山田酒造|小さな蔵から生まれる「あまみ長雲」
  11. 奄美大島開運酒造|「れんと」と一緒に、島の音を聞く
    1. 造り手に聞きました|奄美大島開運酒造さん
  12. 造り手の言葉から見えてきた「一杯の向こう側にある奄美」
  13. 奄美に来たら、黒糖焼酎を「島で」飲んでみてほしい
  14. 気になる一本を見つけたら、次は「生まれる場所」へ
  15. 黒糖焼酎を探しながら、名瀬の街も歩いてみる
  16. 最後に|あなたは、どんな奄美を飲んでみたいですか?
  17. 参考資料・公式情報

そもそも「奄美黒糖焼酎」とは?

黒糖焼酎は、その名前の通り黒糖を使って造られる本格焼酎です。

ただし、黒糖だけで造るわけではありません。

もうひとつ大切なのが「米麹(こめこうじ)」です。

米に麹菌を繁殖させたもので、焼酎造りでは発酵を支える重要な役割を持っています。

難しく考えなくても大丈夫。

とても簡単に言えば、

黒糖の個性と米麹の力から生まれる、奄美ならではの蒸留酒。

それが奄美黒糖焼酎です。

なぜ黒糖焼酎は奄美で造られているの?

「黒糖がある地域なら、どこでも黒糖焼酎を造れるんじゃないの?」

そう思うかもしれません。

実は、ここに奄美黒糖焼酎ならではの歴史があります。

1953年(昭和28年)、奄美群島が日本へ復帰した際、黒糖と米麹を併用することを条件として、奄美群島で黒糖を原料とした焼酎の製造が認められました。

現在「奄美黒糖焼酎」は地域団体商標として登録されています。

そして奄美群島には、奄美大島だけでなく、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島など、それぞれの島に黒糖焼酎があります。

島が変われば、自然も、水も、人も違う。

造る蔵が変われば、香りも味わいも違う。

黒糖焼酎を飲むことは、ほんの少しだけ、その島の歴史や文化に触れることでもあります。

黒糖を使っているなら甘いお酒?

「黒糖焼酎」という名前から、梅酒のような甘いお酒を想像する人もいるかもしれません。

でも黒糖焼酎は蒸留酒です。

黒糖そのものを溶かして飲んでいるような甘いお酒ではありません。

銘柄によって、黒糖を思わせるやわらかな香りがあったり、果実のような華やかさがあったり、しっかりしたコクがあったり、驚くほど爽やかだったり。

だからこそ、

「黒糖焼酎って、全部同じじゃないんだ」

というところがおもしろいのです。

「常圧蒸留」と「減圧蒸留」って何?

黒糖焼酎を選んでいると、

常圧蒸留(じょうあつじょうりゅう)
減圧蒸留(げんあつじょうりゅう)

という言葉を見かけます。

少し難しそうですが、最初はざっくり覚えておけば十分です。

常圧蒸留は、通常の気圧で蒸留する昔ながらの方法。

原料やもろみの個性を感じる、コクのある酒質を目指すときに使われます。

一方の減圧蒸留は、蒸留器の中の気圧を下げ、通常より低い温度で蒸留する方法。

すっきり軽快な酒質を目指しやすい方法です。

もちろん、黒糖焼酎の味は蒸留方法だけでは決まりません。

黒糖。

米麹。

水。

発酵。

熟成。

そして、造る人。

いくつもの違いが重なって、一本の黒糖焼酎になります。

初めての黒糖焼酎、どう飲めばいい?

答えは意外と簡単です。

好きな飲み方で大丈夫。

氷を入れてロック。

水割り。

お湯割り。

炭酸を入れてソーダ割り。

料理と合わせながら少しずつ試して、自分の好きな飲み方を見つけるのも黒糖焼酎の楽しみです。

今回、蔵元のみなさんからも何度も出てきたのが「炭酸割り」。

普段あまり焼酎を飲まない人なら、まずソーダ割りから試してみるのもいいと思います。

でも、奄美で飲むなら。

もうひとつ、選び方があってもいい。

味や製法だけではなく、

「その一杯から、どんな奄美を感じたいか」で選んでみる。

ここからは、奄美大島で黒糖焼酎を造る8つの蔵を巡ってみましょう。

奄美大島にある8つの黒糖焼酎蔵

奄美大島では、名瀬・龍郷町・宇検村に個性の違う8つの蔵があります。

名瀬エリア

・西平酒造
・富田酒造場
・弥生焼酎醸造所
・西平本家

龍郷町エリア

・町田酒造
・奄美大島酒造
・山田酒造

宇検村エリア

・奄美大島開運酒造

大きな設備を持つ蔵もあれば、家族を中心に一本一本造る小さな蔵もあります。

それぞれを知ってから飲んでみると、

「黒糖焼酎」

というひとつの言葉の中に、こんなにも違う世界があることに気づきます。

西平酒造|SANGOから感じる、海と島時間

名瀬に蔵を構える西平酒造。

今回すすめてもらったのは「SANGO」です。

その昔、島民からの公募によって「珊瑚」と名付けられた歴史を持つ銘柄で、現在のSANGOは焼酎ビギナーにも楽しんでもらいたい一本として造られています。

西平酒造の奄美黒糖焼酎 SANGO(サンゴ)
奄美大島の海を背景にした西平酒造の黒糖焼酎 SANGO(サンゴ)

▶ 西平酒造 公式サイト
https://www.nishihira-shuzo.com/

造り手に聞きました|西平酒造さん

初めて飲む人にすすめるなら?

SANGO。

おすすめの飲み方は?

ソーダ割り。

今回教えていただいた割合は、

SANGO 7:炭酸3。

お刺身やもずくの天ぷらなど、魚料理と一緒に。

そして、

「奄美の美しい海を思い浮かべながら、ゆったりと流れる島時間を体感していただけたら嬉しいです」

という言葉をいただきました。

黒糖の甘い香り。

海を思わせる爽やかさ。

ほのかな塩味。

昼間に泳いだ海を思い出しながら、夜は島の魚とSANGO。

そんな一日も、奄美らしい。

富田酒造場|旅の風景を思い出す「龍宮」と「まーらん舟」

名瀬の街中にある富田酒造場。

代表的な銘柄のひとつが「龍宮」です。

そして、もう一本紹介したいのが「まーらん舟」。

まーらん舟には、奄美群島・徳之島の徳南製糖が造る純黒糖が使われています。

富田酒造場の奄美黒糖焼酎 龍宮
富田酒造場の奄美黒糖焼酎 まーらん舟

▶ 富田酒造場 公式サイトを見る
https://www.kokuto-ryugu.co.jp/

造り手に聞きました|富田酒造場さん

今回は、それぞれ違う視点から二つの回答をいただきました。

ひとつは「龍宮」。

飲み方について返ってきたのは、

「自分がおいしいと思う飲み方で。普段から焼酎を飲む人なら、いつもの飲み方で」

という答え。

そしてもうひとつが「まーらん舟」。

こちらで教えてもらった楽しみ方が、とても印象的でした。

黒糖そのものを食べながら、黒糖焼酎を飲む。

黒糖と黒糖焼酎の「親子飲み」。

黒糖をひとかけ。

そして黒糖焼酎をひと口。

原料と、そこから生まれたお酒を一緒に味わう。

ロックでも、水割りでも、ソーダでも、お湯割りでも。

島料理と一緒に楽しむのもいい。

そして、もうひとつ印象に残った言葉があります。

奄美旅行から帰ったあと、お土産に持ち帰った黒糖焼酎を飲みながら、

「訪れた先の印象深い風景や、現地の香りを思い出してほしい」

という言葉。

旅が終わっても、一本の黒糖焼酎を開けると奄美の風景が戻ってくる。

そんなお土産もいいと思いませんか?

弥生焼酎醸造所|100年以上、名瀬で酒を造る蔵

弥生焼酎醸造所は1922年(大正11年)創業。

公式では、奄美大島で最も古い蔵元と紹介されています。

代表銘柄のひとつが「弥生」。

100年以上、時代が変わっても名瀬で酒を造り続けてきた蔵です。

ほかにも樫樽で熟成させる「まんこい」など、それぞれ違った表情を持つ黒糖焼酎があります。

黒糖焼酎を飲み比べて、

「同じ蔵なのに、こんなに違うんだ」

と感じるのもおもしろい。

名瀬の街を歩きながら、100年以上続く酒造りの歴史に触れてみる。

そんな旅の楽しみ方もあります。

▶ 弥生焼酎醸造所 公式サイトを見る
https://www.kokuto-shouchu.co.jp/

西平本家|昔ながらの造りを伝える「八千代」

西平本家の代表銘柄のひとつが「八千代」。

かめで仕込み、常圧蒸留で造られる、西平本家の中でも伝統的な黒糖焼酎です。

公式では、最初にスイカを思わせる爽やかな香りがあり、飲み進めると黒糖のやさしい香りへ変わっていくと紹介されています。

お湯割りにすると、ほのかな甘みが広がるという一本。

華やかで軽快な黒糖焼酎とはまた違う、

昔ながらの造りから黒糖焼酎を知ってみたい。

そんな人なら覚えておきたい蔵です。

▶ 西平本家 公式サイトを見る
https://kokutou-shochu.com/

町田酒造|「里の曙」で思い浮かべる、夏の奄美

龍郷町にある町田酒造。

1991年、奄美黒糖焼酎業界で初めて減圧蒸留を導入したと公式に説明しています。

代表銘柄が「里の曙」。

減圧蒸留による軽快な口当たりと、果実を思わせる香りを楽しめる黒糖焼酎です。

町田酒造の奄美黒糖焼酎 里の曙

▶ 町田酒造 公式サイトを見る
https://satoake.jp/

造り手に聞きました|町田酒造さん

初めて飲む人にすすめるなら?

里の曙。

おすすめの飲み方は?

炭酸割り。

そして、

「爽快さから、夏の奄美の海をイメージしてもらえれば嬉しいです」

という言葉をいただきました。

短い言葉なのに、景色が浮かびます。

暑い奄美の一日。

海から戻って、シャワーを浴びる。

夕方になって、よく冷えたグラスに里の曙と炭酸。

シュワッと弾ける一杯を飲みながら、昼間見た青い海を思い出す。

夏の奄美で試してみたくなります。

奄美大島酒造|「じょうご」に感じる、人なつっこさと懐の広さ

龍郷町にある奄美大島酒造。

黒糖焼酎には奄美大島産の純黒糖を使用し、仕込みには龍郷町「じょうごの川」から汲み上げた天然地下水を使っています。

その水の名前を冠したのが「じょうご」。

減圧蒸留で造られ、果実を思わせる香りと爽やかな飲み口を楽しめる一本です。

奄美大島酒造の黒糖焼酎 じょうご
Screenshot

▶ 奄美大島酒造 公式サイト

造り手に聞きました|奄美大島酒造さん

初めて飲む人にすすめるなら?

じょうご。

おすすめの飲み方は?

まずはソーダ割り。

ロック、水割り、お湯割りなど、自分の好きな飲み方でも。

そして印象的だったのが、

「奄美の人なつっこさ、懐の広さを感じてもらえたら」

という言葉です。

海でもなく、山でもなく、

「人」。

旅先の居酒屋で隣の人と話が始まったり。

お店の人に「明日はここに行ってみたら?」と教えてもらったり。

予定していなかった出会いが、その旅で一番覚えている出来事になることがあります。

自然だけじゃない。

そこに暮らす人まで含めて、奄美。

じょうごを飲みながら、そんな島のあたたかさを感じてもらえたら。

その一杯は、きっと旅の思い出になります。

山田酒造|小さな蔵から生まれる「あまみ長雲」

龍郷町大勝にある山田酒造。

1957年(昭和32年)創業。

家族と少人数で酒造りを続ける小さな蔵です。

代表銘柄「あまみ長雲」は、龍郷町を縦断する長雲山系の伏流水を使って仕込むことから名付けられました。

山田酒造では国内産黒糖を使い、黒糖の風味を大切にした酒造りを続けています。

さらに、サトウキビと米を自ら栽培し、それらを原料にした「100%奄美大島産」の黒糖焼酎造りにも取り組んでいます。

家族と社員一人の小さな蔵から生まれる一本。

造っている場所を知ると、

「あまみ長雲」

という名前の向こうに、龍郷の山や水まで見えてくるようです。

▶ 山田酒造の蔵元情報を見る(鹿児島県酒造組合)
https://www.honkakushochu.or.jp/kuramoto/729/

奄美大島開運酒造|「れんと」と一緒に、島の音を聞く

奄美大島南部・宇検村。

山に囲まれたこの場所に、奄美大島開運酒造があります。

代表銘柄は「れんと」。

れんとは、貯蔵タンクに音響振動を与えながら、クラシック音楽に包まれて約3か月熟成されます。

名前の由来も音楽用語の「Lento」。

ゆるやかに。

ゆっくりと。

奄美大島開運酒造の黒糖焼酎 れんと

▶ 奄美大島開運酒造 公式サイトを見る
https://www.lento.co.jp/

造り手に聞きました|奄美大島開運酒造さん

初めて飲む人にすすめるなら?

れんと。

おすすめの飲み方は?

ロックや水割り。

普段あまり焼酎を飲まない人なら、軽やかに楽しめるソーダ割りも。

そして感じてほしいのは、

「奄美の豊かな自然と、そこに流れるゆったりとした時間」

海へ行けば、波と風の音。

森へ入れば、動物の声や木々が揺れる音。

マングローブでは水の音。

夜になれば、昼間とは違う島の音が聞こえてきます。

音楽から名前が生まれ、

音に包まれながら熟成する「れんと」。

その一杯をきっかけに奄美へ興味を持ち、

いつか実際に島を訪れて、

「島の音」を聞きながら黒糖焼酎を飲んでほしい。

そんな思いを聞かせてもらいました。

この話を知ってから「れんと」という名前を見ると、少し違って見えてきませんか?

造り手の言葉から見えてきた「一杯の向こう側にある奄美」

今回、蔵元のみなさんに聞きたかったのは、

「一番売れている商品は何ですか?」

ではありませんでした。

聞きたかったのは、

「その黒糖焼酎を飲みながら、どんな奄美を感じてほしいですか?」

ということ。

その質問をしたことで、一杯の向こう側にいろいろな奄美が見えてきました。

SANGOから見える、美しい海と島時間。

里の曙から浮かぶ、夏の奄美の海。

じょうごから感じる、人なつっこさと懐の広さ。

龍宮やまーらん舟と一緒に思い出す、旅先の風景や香り、島料理。

れんとから聞こえてくる、波、風、森、島の音。

同じ奄美大島で造られている黒糖焼酎なのに、

造り手がその一杯の向こう側に思い描いている「奄美」は、それぞれ違いました。

だから黒糖焼酎を選ぶとき、

「一番人気はどれ?」

だけで選ばなくてもいいと思います。

黒糖焼酎を選ぶことは、奄美で持ち帰りたい記憶を選ぶことなのかもしれません。

奄美に来たら、黒糖焼酎を「島で」飲んでみてほしい

もちろん、黒糖焼酎は島を離れていても楽しめます。

でも、もし奄美大島を訪れる機会があったら。

一度は、島で飲んでみてください。

昼間に見た海。

車の窓から流れていったサトウキビ畑。

名瀬の街を歩いた時間。

島料理の香り。

お店で交わした会話。

夜の風。

その日の記憶と一緒に飲む黒糖焼酎は、きっと特別です。

そして旅から帰ったあと。

お土産に買ったボトルを家で開ける。

グラスを口に近づけた瞬間、

海だったり、

風だったり、

誰かと話したことだったり。

ふっと奄美の風景が戻ってくるかもしれません。

旅が終わってから、もう一度始まる奄美。

それも黒糖焼酎の楽しみ方のひとつだと思います。

気になる一本を見つけたら、次は「生まれる場所」へ

黒糖焼酎に興味を持ったら、そのお酒が生まれる蔵を訪ねてみるのもおすすめです。

SISU PLUSでは、実際に西平酒造を訪れた体験をもとに、奄美大島で見学できる黒糖焼酎蔵や予約方法、アクセスなどをまとめています。

→ 関連記事:奄美大島で黒糖焼酎の蔵見学|見学できる酒造蔵・予約方法と実際に行った体験

造っている場所を見る。

造っている人の話を聞く。

そのあとに、もう一度飲んでみる。

同じ一本なのに、不思議なくらい味わい方が変わります。

黒糖焼酎を探しながら、名瀬の街も歩いてみる

名瀬には黒糖焼酎だけでなく、島のお菓子、果物、工芸品、音楽、奄美らしい雑貨など、旅の途中で見つけたいものがたくさんあります。

→ 関連記事:奄美大島・名瀬でお土産探し|商店街を歩いて見つける奄美らしいお土産

目的の商品だけ買って帰るのではなく、少し商店街を歩いてみる。

知らなかったお店に入ってみる。

店の人と話してみる。

そこで気になる黒糖焼酎を見つけたら、旅の夜に飲んでみる。

そんな奄美旅行も、いいと思います。

最後に|あなたは、どんな奄美を飲んでみたいですか?

黒糖焼酎をひと言で説明するなら、

「黒糖と米麹から造る、奄美の本格焼酎」。

それで間違いではありません。

でも、蔵元のみなさんの話を聞いたあとでは、その説明だけでは少し足りない気がします。

一杯の中には、

海があり、

山があり、

水があり、

黒糖があり、

島料理があり、

音があり、

そして、人がいる。

もし奄美大島の居酒屋で黒糖焼酎のメニューを開いて、

「どれにしよう?」

と迷ったら。

この記事を少しだけ思い出してみてください。

夏の海を感じたい。

島の音を感じたい。

島料理と楽しみたい。

人のあたたかさに触れたい。

旅の風景を持って帰りたい。

正解はひとつではありません。

あなたが飲んでみたい「奄美」を選んでみてください。

そして、まだ奄美大島へ来たことがない人は、

いつか、その一杯の向こう側へ。

いもーれ、奄美へ。

参考資料・公式情報

この記事では、蔵元のみなさんへの直接取材に加え、黒糖焼酎の歴史・製法・商品情報について、各蔵元の公式サイトおよび公的機関の資料を確認して執筆しています。

・特許庁「奄美黒糖焼酎」
・国税庁「焼酎に関する資料」
・鹿児島県酒造組合「蔵元紹介」
・西平酒造 公式サイト
・富田酒造場 公式サイト
・弥生焼酎醸造所 公式サイト
・西平本家 公式サイト
・町田酒造 公式サイト
・奄美大島酒造 公式サイト
・山田酒造(鹿児島県酒造組合 蔵元紹介)
・奄美大島開運酒造 公式サイト

※商品情報・製法等は記事公開時点の公式情報をもとにしています。

※お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。車やバイク、自転車を運転する方は飲酒できません。蔵見学などで試飲する場合も、公共交通機関・タクシー・運転代行などをご利用ください。

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